

英語に関心のある人ならば、誰でも一度はTOEICという名前を耳にしたことがあるはずです。TOEICは正式名称をTestofEnglishforInternationalCommunicationといい、世界各国で実施されている英語のコミュニケーション能力を測るためのテストです。近頃は、TOEICのスコアを昇進の条件に含めている企業もあるようですし、就職をする際も、英語力を示す数値としてTOEICのスコアを履歴書に書く大学生が多いようです。数年前に比べると、世の中全体でこのテストに対する関心が本当に高まりました。テレビや新聞で取り上げられているのを、見たり聞いたりしたことがあるでしょう。書店に行けば、TOEIC関連の参考書が山ほど売られているし、TOEIC対策の講座を設けている大学や語学学校もたくさんあります。
自分に合わない予備校で勉強すると、何年やっても学力は伸びません。恐ろしいことですが、これが現実です。自分が今抱えている問題点をあぶり出す合格への戦略を考える某塾では、入学希望者にまずアンケートに答えてもらうそうです。どの大学・学部・学科を志望しているのか。得意科目は何で、不得意科目は何か。センター試験ではどれくらいの点数を取ったか。これまでの平均的な学習時間はどのくらいか。そして、一番ほしい情報は、「あなたが今抱えている問題点は何ですか。具体的に書いてください」というものです。「どの教科も基礎ができていないと思う」「理系に行きたいけど、高校で物理をとらなかった」「英語の文法問題はできるけど、読解問題がどうしてもできない」「国立大学を志望しているけど、数学がまるっきりできない」「国立の医学部を目指しているが、もう何年も浪人している」今生徒が抱えている問題点をできるだけ具体的に書かせ、担当の先生はこの問題点を解決すべく指導をしていくそうです。問題点は十人十色。この生徒たちを相手に、一律指導ではなく、個別に問題を解決していくわけです。
家庭での国語の具体的な勉強方法としては、参考書の問題の文章をまず声を出して読ませてみるのがいいでしょう。すらすらとよどみなく読めるところは、たいてい内容もわかっていますが、つかえたりしどろもどろになる部分は、その子どもになじみのない表現だったり、漢字を知らなかったり、意味がわからなかったりする箇所です。文章を読ませてみると、その子どもにとってどこが難しいのかがすぐわかりますから、そばにいるおとなが、漢字の読み方や言葉の意味を教え、文章の内容を子どもが理解しやすい状態にもっていってあげるといいでしょう。つまり、個々の理解度にあわせた個別指導型の教育が望ましいのです。子どもが、漢字でつまずいているのか、段落ごとの意味をつかむところで足ぶみしているのかをチェックしてみると、その子がどこのハードルで引っかかっているのかがよりはっきりします。
目の動きだけで考えるなら、朝ではなく夜の方がトレーニングには向いています。その方が、動きやすいのです。また、通勤時間などを利用して電車やバスの中でトレーニングする時は、思っているより疲れていますから、鍛えるというより、自分の上達度を確かめる時間にあてるといいでしょう。毎日同じ時間帯に、同じだけの時間をかけて読むことができるので、読書速度の変化を見るのに最適です。30分の通勤時間で、最初は10ページしか読めなかったのが、30ページ読めるようになったら、速読ができるようになった証拠です。能力が高まったことが、目に見えて実感できると思います。逆に「○ページ読む」とあらかじめ目標を立ててからチャレンジするのも効果的です。集中力も喚起します、ただ、テーブルの上で1人で読むのとは状況が違いますから、ベストのスピードを出すのは難しいはず。腕試しくらいの気楽な気持ちで試してみてください。